エアバスは現地時間6月1日、ニュージーランド航空(ANZ/NZ)からA321neoを3機とA320neoを10機、A320従来型(A320ceo)を1機受注したと発表した。ANZがA320neoファミリーを発注したのは初めてで、エンジンと客室仕様は未定。
A320neoとA321neoは2017年末から2019年にかけて、A320従来型は2015年初頭の引き渡しを予定している。ANZは、A320neoとA321neoはタスマニアや南太平洋路線に就航しているA320を置き換える。座席数は、A320よりも38席多くなる。A320従来型は国内線に導入する。
A320neoは、燃料消費を最大で4%改善するシャークレットを翼端に装備。長さ約2.4メートルで、従来機のウイングチップ・フェンスに替わるもの。燃費を改善するだけではなく、航続距離を約100海里(約185キロメートル)延ばし、ペイロードを最大450キログラム増加させる。
2014年4月現在、A320neoは50顧客から2700機以上の受注を獲得している。
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