エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年5月24日 10:32 JST

ルフトハンザ、プレミアムエコノミー導入 747-8に12月から

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 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は、プレミアムエコノミークラスを導入する。ボーイング747-8型機に12月10日から、エアバスA340-600型機に2015年1月から。

ルフトハンザのプレミアムエコノミー(同社提供)

 747-8の導入路線は、フランクフルト-ブエノスアイレス、シカゴ、香港、メキシコシティー、サンパウロ、ソウル、北京、ワシントンDCの各線で、予約受付を開始している。A340-600へはミュンヘン-香港、上海、羽田の各線で導入。日本路線での予約開始は、6月中旬を予定している。

 2015年4月末からは、A380で運航するフランクフルト-ロサンゼルス、ヒューストン、ヨハネスブルグ、マイアミ、ニューヨーク、サンフランシスコ、上海、シンガポールの各線で導入。2015年の秋までに長距離路線への導入を完了する。

 座席数は機材により21席から52席。新座席は独ZIM製で、キールにある「muller/romca Industrial Design」社との提携により設計された。シートピッチは38インチ(97センチメートル)で、広いアームレストやセンターコンソールを設けたことで空間幅は約10センチメートル広がり、プライバシーが守られるようになった。エコノミークラスと比べて、1.5倍広い空間を利用できるとしている。個人モニターはタッチパネル式で、大きさは機材により異なり、11インチから12インチ(28-30センチメートル)とエコノミークラスより2インチ以上大きくなる。

 背もたれは深いリクライニングが可能で、ヘッドレストは高さを調整でき、両側を曲げることも可能。2列目からは高さの調節が可能なフットレスト、1列目にはフットレストと一体化したレッグサポートが設けられた。ボトルホルダーや電源コンセント、小物用収納スペースなどを用意した。また、ミネラルウォーターやアメニティーキットが無料で用意され、食事はポーセリンの食器により提供される。

 プレミアムエコノミーは、チェックインや搭乗手続きはエコノミークラスと同じ規定が適用されるが、手荷物はエコノミークラスの2倍となる1個あたり23キログラム、2個までを無料で預けられる。25ユーロ支払うと、出発前にルフトハンザ ビジネス ラウンジが利用できる。これまでDLHのラウンジは、料金を支払うことでの利用はできなかった。

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