12月からエアバスA380型機とボーイング787-9型機を導入するエティハド航空(ETD)は、A380で最上位に設定した「レジデンス・バイ・エディハド」や、787-9の「ファースト・スイート」のほかにも、ビジネスなど各クラスのシートを一新する。(レジデンス・バイ・エディハドの詳報はこちらを、ファースト・スイートはこちらをご覧ください)
座席数はA380がレジデンス2席、ファースト9席、ビジネス70席、エコノミー417席の計498席で、787-9はファースト8席、ビジネス28席、エコノミー199席の計235席。
ファースト・アパートメント
A380のアッパーデッキ(2階席)に展開するファーストクラスで、9席設定する。1つひとつが独立した部屋のような作りで、そのうち6席には部屋と部屋をつなぐ扉を設置。グループでの利用を想定する。
ベッドは80.5インチ(約204センチ)。内装はB/Eエアロスペース社が手がけ、革張りのソファは伊家具メーカーのポルトローナ・フラウ社製のものを採用した。
ビジネス・スタジオ
A380と787-9に展開するビジネスクラスで、A380には70席、787-9には28席設定する。シート配列はどちらも1-2-1。
シートを手がけたのはA380が仏EADSソジェルマ社で、787-9が仏ゾディアック・エアロスペース社。革張りのソファは、ともにポルトローナ・フラウ社製のものを採用した。
エコノミー・スマートシート
エコノミークラスはA380には417席、787には199席を設定する。シート配列はどちらも3-4-3。タッチスクリーン式の11インチパーソナルモニターを採用した。
A380はアブダビ-ロンドン線に、787-9はデュッセルドルフ線にそれぞれ12月から導入する。
関連リンク
エティハド航空
・エティハド航空、A380に超豪華シート 12月からロンドン線
・エティハド航空、ボーイング787-9を12月就航 デュッセルドルフ線から