米スピリット・エアロシステムズは現地時間4月28日、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」向けのパイロンを初出荷し、納入式典をカンザス州の工場で開いた。
MRJの初飛行は15年4-6月期の予定。4月には飛行試験機初号機(登録番号JA21MJ)の主翼が、三菱重工業(7011)名古屋航空宇宙システム製作所の飛島工場から、最終組立工場がある小牧南工場へ運ばれており、初号機の組み立てが進んでいる。
スピリットが手掛けるパイロンは、軽量アルミニウムやチタン、複合材を使用。同パイロンには、米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のギヤード・ターボファン・エンジン「PurePower PW1200G」が取り付けられる。
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