エアバスは5月1日、ジャムコ(7408)がA380の垂直尾翼のストリンガー(縦通材)を製造する契約を新たに締結したと発表した。初出荷は2014年末ごろを予定している。
ジャムコはこれまでもティア1(一次請け)サプライヤーとしてストリンガーの一部を製造していたが、新契約により完成部品を供給することになる。同部品にはジャムコの「アドバンス・プルトルージョン(ADP)成形技術」が活用される。
ストリンガーはジャムコが製造後、A380の垂直尾翼を担当するエアバスの独シュターデ工場へ送られる。
ジャムコはストリンガーのほか、A380の2階席用フロアビームや後部電子機器収納棚、ギャレー(厨房設備)も製造している。