エアバスは現地時間4月8日、A350 XWB向けエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスのシートについて、種類を増やすと発表した。
内装品メーカーのレカロとソジェルマの新シートを、エアバスが認定したA350 XWB用機内装備品の特定サプライヤーが提案する製品一覧「A350 XWBカタログ」に追加。A350 XWBシリーズを発注した航空会社に、より幅広い座席の選択肢を提供する。
航空機用シートのサプライヤーであるレカロ・エアクラフト・シーティングは、A350 XWBのエコノミークラス向けに新世代シート「CL3710」を提供。CL3710では最大限スペースにゆとりを持たせ、快適な乗り心地と大幅な軽量化を実現する。
2013年にエアバスは、契約サプライヤーであるソジェルマと新シート「Celeste」の提供で合意。現在、クレイドルシートであるCelesteの最適化が完了し、A350 XWBカタログから選択できるようになった。
Celesteは、プレミアムエコノミークラスの乗客に効率的なシートピッチで、快適な乗り心地を提供するという。