JAL、東南アジア路線でもネット接続サービス　787も対応

　日本航空（JAL、9201）と米パナソニック アビオニクスは3月26日、欧米への長距離国際線で提供中の無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」について、2015年3月末までに東南アジア路線でもサービスを開始し、順次拡大していくと発表した。

アンテナカバーが取り付けられた777-300ER＝12年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　JALはパナソニックのシステム「eXConnect」を採用し、2012年7月から長距離国際線で使用するボーイング777-300ER型機でスカイWi-Fiを提供してきたが、中長距離路線用の767-300ERと777-200ER、787へ拡大する。これにより、現在は欧米路線で提供している同サービスを、東南アジアなどの路線でも提供可能になる。

　787は767や777と異なり、胴体が複合材でできていることから、外部アンテナの取り付けなどについてボーイングが検証を重ねてきた。この結果、問題がないとの結論に至り、787でもサービスを提供する。

　現在の料金体系は、利用時間が1時間の「1時間プラン」が11.95ドル、1回のフライトで時間制限がなく「フライトプラン」が21.95ドル。

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