エアライン, 空港, 解説・コラム — 2014年3月26日 14:09 JST

JAL、眺望生かした羽田国際線新ラウンジ コンセプトは和

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 日本航空(JAL、9201)は3月25日、羽田空港の国際線ターミナル内の拡張・新設部分を報道関係者に公開した。30日にオープンし、面積と座席数は現在の約2.5倍に増える。

季節の花が飾られるスカイヒル。現在はサクラで少し早いお花見も=3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

30日にプレゼントされるロゴ入り石けん=3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線ターミナル本館にある、マイレージサービス会員用「サクララウンジ」を拡張。同ターミナル増築部分には「サクララウンジ・スカイビュー」を新たにオープンする。

 拡張・新設後の席数は、本館314席、スカイビュー271席。格子や桜、日本の工芸品など、伝統的で洗練された和の素材による「モダンジャパニーズ」を基本コンセプトに据え、日本の心やもてなしをインテリアデザイナーの小坂竜氏が表現した。フロアの奥へ進むに従い、家具やカーペットなどが変化するデザインを取り入れている。

 本館拡張部分は、4階と5階で機能を分けた。エントランスのある4階にダイニングを設け、5階には滑走路や東京の景色を眺めながら、くつろげる空間と、ビジネスコーナーを配置している。

本館のシャワールーム=3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 増築部分5階のスカイビューは、国内線ターミナルや都内を一望できることから名付けられた。眺望を生かした試みとして、フロアに高低差をつけて草原に寝そべるイメージの「スカイヒル」を用意。ダイニングとスカイヒルの間にはバーカウンターを配し、壁には書道家・武田双雲氏による世界地図をモチーフにした大型アートが飾られた。

 本館拡張部分とスカイビューともに、マッサージチェアやシャワーを用意。新たに更衣室、授乳室を設けた。また、ダイニングではカレーやメゾンカイザーのパンなど、これまでのラウンジで好評なメニューを提供する。

 オープン当日の30日は、サクララウンジの利用者にロゴ入り石けんをプレゼントする。

 JALでは本館4階にあるファーストクラス用ラウンジについても、面積をこれまでの約3倍に拡大し、8月末にリニューアルオープンする。8月末までは、本館のサクララウンジとスカイビューに、ファーストクラスラウンジの利用者向け優先コーナーを設ける。

*写真は全14枚。

サクララウンジ・スカイビューのエントランス=3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

眺望を重視したスカイビュー=3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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