エアバスは現地時間3月24日、シンガポールのタイガーエア(TGW)がA320neoを最大50機発注する覚書(MOU)を締結したと発表した。確定発注で37機、オプションで13機を発注する。
将来的な機材刷新と機材拡充のためで、エンジンはプラット・アンド・ホイットニーのPW1100を選定。アジア太平洋地域内の路線に投入する見通し。
2004年に設立されたTGWは、シンガポールを拠点とするLCC(低コスト航空会社)。タイガーエア・シンガポール、タイガーエア・マンダラ(インドネシア)、タイガーエア・オーストラリアの3社で構成される。グループ全体の路線網はアジア太平洋地域の14カ国、50都市以上に及ぶ。
グループの機材はすべてエアバス機で、機齢平均3年未満のA320シリーズを48機運航している。