バニラエア、アスクル系ECサイトとコラボ　特別塗装機も

　バニラエア（VNL）は3月12日、アスクル（2678）が運営するオンラインショップ「LOHACO（ロハコ）」とのタイアップキャンペーンを始めたと発表した。15日から特別塗装機を運航し、キャンペーンを実施する。

LOHACOジェットのイメージイラスト（バニラエア提供）

　ロハコは2012年10月からサービスを開始。ヤフー（4689）が業務・資本提携しており、日用品や食料品、家電製品、医薬品などを扱っている。アスクルが法人向けサービスであるのに対し、ロハコは個人向け。VNLでは、乗客の8割が自社ウェブサイトで航空券を購入していることから、ITリテラシーが高い利用者との親和性があるとして、ロハコとのコラボを決めたという。

　VNLでは、エアバスA320型機の5号機（JA8391）と6号機（JA8388）を特別塗装機「LOHACOジェット」として運航。5号機は15日から、6号機は4月21日から約半年間運航する。いずれも全日本空輸（ANA）からの中古機で、座席数は166席。

　特別塗装機の初便となる、15日の成田発札幌行きJW903便の乗客には、成田で記念品を配る。また、VNLの航空券などが当たる就航記念キャンペーンを4月15日まで実施する。

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