ロールス・ロイスは現地時間2月10日、エアバスA350 XWB型機用エンジン「トレント XWB」について、商業運航用エンジン初号機の最終組立を開始したと発表した。
同エンジンは、A350のローンチカスタマーであるカタール航空(QTR)向けのもので、A350初の商業運航を今年後半に行う予定。QTRはA350-900を43機、A350-1000を37機の計80機を発注済み。
トレントXWBはボリビアでの高高度試験、イカルイトの寒冷地試験など、さまざまな試験飛行を実施。1995年に運航を開始した第1世代のトレントエンジンと比べて、16%燃費が向上した。これまでに1600基を受注している。
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