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3月27日に主要機能が完成する「グランドオープン」を迎える関西空港の第1ターミナル（T1）。これまで航空会社別だった国際線ラウンジは共用となり、最上位の「KIX Lounge Premium（KIXラウンジ・プレミアム）」とメインの「KIX Lounge Kansai（KIXラウンジ・カンサイ）」がオープンする。
関空の国際線新ラウンジ「KIX Lounge Kansai」のノースサイドにある日清カップヌードルのコーナー＝25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
このうち、Kansaiの「North Side（ノースサイド）」にあるビュッフェカウンターには、日清食品の日清カップヌードルとコラボしたコーナーを設けた。同社を傘下に持つ持株会社の日清食品ホールディングス（2897）は、大阪市淀川区西中島に登記上の本店所在地を置いている。関空から旅立つ訪日客に、日本の代表的なカップ麺であるカップヌードルを用意することで、最後まで日本らしさ、関西らしさを感じてもらうのが狙いだ。
大きなカップヌードルの容器が目を引くコラボコーナーには、関空とカップヌードルのロゴが入ったカップが置かれ、「お椀で食べるカップヌードル」を用意。小容量の麺と、かやく入り粉末スープをセットにしたもので、利用者はロゴ入りカップにこれらを入れ、お湯を注いで食べる。
関空の国際線新ラウンジ「KIX Lounge Kansai」のノースサイド＝25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
コラボコーナーのあるNorth Sideは、波打ち模様の天井をはじめ、華やかな雰囲気が特徴。ビュッフェカウンターはもっとも奥まったところにあるが、大きなカップヌードルのディスプレイは目を引く。ラウンジのスタッフによると、ロゴ入りカップの販売は今のところ予定していないという。
2021年5月に着工した1タミのリノベーション（改修工事）は4段階に分けて進められており、3月27日のグランドオープンはフェーズ3（第3段階）。最後のフェーズ4は2026年夏の新国際線出発エリアの南北商業施設の増設で、検討が本格化した2017年から数えると9年がかりの大規模改修が完成する。
関空の国際線新ラウンジ「KIX Lounge Kansai」のノースサイドにある日清カップヌードルコーナーのオリジナルカップ＝25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
関空の国際線新ラウンジ「KIX Lounge Kansai」のノースサイドにある日清カップヌードルのコーナー＝25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
関空の国際線新ラウンジ「KIX Lounge Kansai」のノースサイドにある日清カップヌードルのコーナー＝25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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