エアバスは現地時間1月28日、A350 XWBの2機目となる試験機(MSN3)を用いて、カナダのイカルイトで寒冷地試験を実施し、成功裏に終了したと発表した。
イカルイトではマイナス28度の気温の中、補助動力装置(APU)やエンジン始動、システムの作動状況、低速走行、離陸中断などの試験を実施。現地での飛行試験も行った。
MSN3は南米ボリビアで高地試験を終了した後、今回の寒冷地試験に入った。現在、A350は試験機のMSN1とMSN3によって合計約200回、900時間以上の飛行試験を実施しており、年内に予定されているA350-900の型式証明取得に向けて試験が進められている。
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