バニラエア、札幌就航　台北も増便

　バニラエア（VNL）は1月29日、成田－札幌線を開設した。1日3往復で運航する。機材はエアバスA320型機（180席）。

成田－札幌線を開設したバニラエア＝13年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　初便の乗客数は、成田発札幌行きJW901便が160人（うち乳幼児1人）、札幌初便の成田行きJW902便が125人（同1人）。後続のJW903/904便は、機材整備のため欠航した。その後のJW905/906便は遅延が生じているものの、札幌発最終のJW906便は成田へ向かっているという。

　VNLの石井知祥社長は「3機目の飛行機（登録番号JA03VA）とともに札幌線の就航を迎えられてうれしい。日本有数の観光資源を持つ北海道は、非常に重要な就航地」とコメント。VNLはJR北海道やバス会社など、地元企業との乗車券割引などの共同企画を実施している。

　同路線の運賃は片道5500円から。また、29日から成田－台北線の深夜便を増便した。

運航スケジュール（1月29日から3月29日）
JW901 成田（08:00）→札幌（09:45）
JW902 札幌（10:20）→成田（12:05）
JW903 成田（12:35）→札幌（14:20）
JW904 札幌（15:10）→成田（16:55）
JW905 成田（17:30）→札幌（19:15）
JW906 札幌（19:50）→成田（21:35）
* JW904：火木は5分遅発
* JW906：3/2, 9, 16, 23は25分遅発

関連リンク
バニラ・エア

・バニラエア、JR北海道やバス会社とコラボ　札幌就航で乗車券割引
・バニラエア、観光名所紹介ウェブ「バニラスポット」開設