エアバス, 官公庁, 機体 — 2025年1月15日 16:53 JST

警察庁、エアバスH160最新ヘリを2機受領

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 エアバスは1月15日、警察庁に最新中型双発ヘリ「H160」を2機納入したと発表した。日本の官公庁では初めてH160を運航することになる。

警察庁のH160(エアバス提供)

 初号機は2024年12月に、2号機は今年1月に引き渡した。エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンによると、幅広い警察任務に対応できるという。警察庁はこれまでもエアバス製ヘリを多数導入している。

 2024年2月に、エアバスの大型輸送機A300-600ST「ベルーガST(Beluga ST)」が2機のH160を仏マルセイユから神戸空港へ空輸。大阪府警(登録記号JA30PD)と神奈川県警(JA24KP)向けのH160とみられた。

 H160は次世代の中型双発機として最新技術を投入し、洋上での人員輸送、救急医療、ビジネス・VIP輸送、公共サービスなどの用途に対応する。最新のヘリコプター用アビオニクス「ヘリオニクス」を装備しており、パイロットの機器操作をサポートし、自動化機能を備えた安全機能と、フライトエンベロープ保護が含まれる。EASA(欧州航空安全庁)の型式証明は2020年7月1日に、国土交通省航空局(JCAB)からは2021年5月17日に、それぞれ取得した。

警察庁のH160(エアバス提供)

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