エアバス, 機体 — 2014年1月25日 11:32 JST

エアバス、シンガポール航空ショーにA350展示 デモ飛行も

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 エアバスは、2月11日から16日まで開催されるシンガポール航空ショーに最新鋭機A350 XWBを出展する。

A350の試験2号機MSN3=10月14日 PHOTO: S. Ramadier/Airbus

 航空ショーの期間中、11日と12日にはA350の試験機(MSN3)を地上展示。デモ飛行も実施する。

 2機目の試験機となるMSN3は客室を備えられておらず、性能試験や高高度試験、高温地域や寒冷地での天候試験を行い、システムやエンジンの動作状況をテストする。

 A350 XWBファミリーは3機種で構成。座席数は標準の3クラス仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席。A350 XWBを導入することで、同サイズの競合機と比べて燃費と二酸化炭素(CO2)排出量を25%削減できるとしている。初飛行は2013年6月14日に成功。計5機の試験機により、約2500時間の飛行試験を実施する。

 A350の量産初号機は、2014年下半期にカタール航空(QTR)へ引き渡される予定。現在39の顧客から812機を受注しており、日本では、日本航空(JAL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。

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