日本航空(JAL/JL、9201)は12月20日、東京・有楽町駅前の発券カウンター「JALプラザ有楽町」の営業を終了した。閉店後の航空券購入などは同社のウェブサイトなどを利用するよう呼びかけている。
JALプラザはグループ唯一の市内カウンターで、1983年10月14日に開業。2023年に40周年を迎え、グループ会社のJALナビアが運営していた。
航空券の予約・販売のほか、2010年1月19日の経営破綻後は、当時の経営陣が社員と共に各地の特産品や観光名所などをPRしたり、近年は包括連携協定を結んだ自治体の魅力発信などが行われてきた。
一方、グループ会社のJALUX(ジャルックス)が運営する空港店舗「BLUE SKY」は、1964年から使われてきた店名を2023年10月1日に「JAL PLAZA(JALプラザ)」へ変更。広場や市場、人が多く集まる場所を意味する「PLAZA」を含めた新名称に変更することで、物販にとどまらず利用者とJALグループのタッチポイントとしての位置づけを明確にした。
・JALプラザ有楽町、12月閉店 41年の歴史に幕(24年8月29日)
・空港店舗「JAL PLAZA」羽田からスタート JALのBLUE SKY、60年で刷新(23年10月1日)
・JAL、秋田県をPR なまはげも登場(13年7月26日)