エアバス, エアライン, 機体 — 2024年11月27日 11:15 JST

エミレーツ航空、A350-900を1/3就航 エジンバラが1路線目

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 エミレーツ航空(UAE/EK)は現地時間11月26日、エアバスA350-900型機を2025年1月3日からドバイ-エジンバラ線に投入すると発表した。同日から1日1往復投入する。同社のA350は、2008年に導入したA380以来16年ぶりの新機種となる。

エミレーツ航空のA350-900(同社提供)

 投入初便は1月3日のドバイ発エジンバラ行きEK23便。運航スケジュールは、ドバイを午後2時50分に出発し、エジンバラには午後7時5分に着く。折り返しのドバイ行きEK24便は午後8時40分にエジンバラを出発し、翌日午前8時5分に到着する。

 エミレーツは65機のA350-900を発注済み。座席数は3クラス312席で、次世代ビジネスクラスが32席、プレミアムエコノミーが21席、エコノミーが259席。エジンバラ線のほか、ムンバイ、アーメダバード、クウェート、バーレーン、コロンボ、リヨン、マスカット、ボローニャの計8都市にも投入し、そのほかの路線にも導入を計画する。

 同社はA350-900の同社向け初号機(登録記号A6-EXA)の受領を11月25日に発表。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」などによると、A350の初号機はEK7350便としてエアバスの本社がある仏トゥールーズを25日午後に出発し、ドバイには26日未明に到着した。エミレーツによると、グループ会社で機体整備を担うエミレーツ・エンジニアリングが仕上げ作業を施したのち、今週末のイベントでお披露目するという。

 当初は今年9月15日から、ドバイ-バーレーン線への投入を計画していたが、受領が遅れたことにより延期した。

運航スケジュール
EK23 ドバイ(14:50)→エジンバラ(19:05)
EK24 エジンバラ(20:40)→ドバイ(翌日08:05)

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