エミレーツ航空(UAE/EK)は現地時間11月25日、エアバスA350-900型機の同社向け初号機(登録記号A6-EXA)を受領したと発表した。当初は今年9月の就航を計画していたが受領が遅れ、2025年1月の就航を予定する。同社の新機種は、2008年に導入したA380以来16年ぶり。
エミレーツは65機のA350-900を発注済み。座席数は3クラス312席で、次世代ビジネスクラスが32席、プレミアムエコノミーが21席、エコノミーが259席。1月の投入1路線目はドバイ-エジンバラ線で、その後中東や西アジア、欧州の計8都市への就航を計画する。
航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」などによると、A350の初号機はEK7350便としてエアバスの本社がある仏トゥールーズを25日午後に出発。ドバイには26日未明に到着した。エミレーツによると、グループ会社で機体整備を担うエミレーツ・エンジニアリングが仕上げ作業を施したのち、今週末のイベントでお披露目するという。
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