航空機のインテリアデザインやイノベーションに関する関係者向け国際会議「エアクラフト・キャビン・イノベーション・サミット・アジア(Aircraft Cabin Innovation Summit Asia)」が、都内で12月3日から5日まで開かれる。ドイツの運輸業界向けイベント運営会社レッドキャビン(RedCabin)が主催し、アジアでは初開催となり、ホストは全日本空輸(ANA/NH)が務める。
イベントには、航空会社やエアバス、ボーイング、サプライヤー、デザイン会社などが参加。日系大手2社からも、客室開発担当者などが登壇する。主催者によると、特に客室のデザインや次世代シートに関する技術革新、世界の航空会社によるサステイナビリティーの取り組み、プレミアムエコノミーをはじめとする次世代に向けたシートデザインが示す未来への視点などを紹介するという。
講演には、ANAの島田俊哉CX推進室商品企画部長、日本航空(JAL/JL、9201)の岩本正治商品・サービス開発部長をはじめ、両社の客室開発担当者、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)、ターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)、カタール航空(QTR/QR)など海外の航空会社の担当者、エアバスや内装品メーカー、デザイン会社の担当者らが登壇を予定している。
スポンサーとパートナーは、SEKISUI KYDEX、Tapis Corporation、CTT Systems、PriestmanGoode、CAYNOVA、Aerospace Technologies Group(ATG)、Comfort Motion Global(CMG)、 LIFT Aero Design、Airchair、Trelleborg Aerospace、Acumen、ISOVOLTA Group。
参加は航空会社などの関係者に限られ、申し込みは同イベントのウェブサイトから。場所は品川駅近くの東京コンファレンスセンター・品川。
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Aircraft Cabin Innovation Summit Asia
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