全日本空輸(ANA/NH)は11月7日、客室乗務員などの制服を一新すると発表した。2027年12月に迎える設立75周年を機に、航空運送事業部門の各職種の制服をリニューアルする。着用開始は2027年度下期以降を予定する。
対象となるのは、客室乗務員、グランドスタッフ(地上旅客係員)、運航乗務員、整備士、グランドハンドリング、貨物係員、機内食を機内へ搭載する「機内搭載係員」の各職種。グランドスタッフと客室乗務員は約12年ぶり、機内搭載係員は22年ぶり、グランドハンドリングは23年ぶり、運航乗務員は37年ぶり、整備士は39年ぶりの新制服となる。
新制服のデザインは今後決定する。ANAによると、多様性や機能性にも配慮したものに仕上げるとしている。
ANAの前身となる日本ヘリコプター輸送(日ペリ)は、終戦から7年が過ぎた1952(昭和27)年12月27日創立。1957年12月1日に社名を全日本空輸に変更した。その後、2013年4月1日に持株会社制へ移行し、持株会社のANAホールディングス(ANAHD、9202)に社名を変更するとともに、事業会社としての全日本空輸が新たにスタートした。
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