エアバスは現地時間1月13日、航空機のカタログ価格を平均2.6%引き上げたと発表した。1日から全エアバス機に適用される。
主なナローボディー機は、国内のLCC(低コスト航空会社)が多数運航している従来型のA320は9390万ドル(約98億4000万円)、燃費を改善し今年初飛行が計画されているA320neoは1億280万ドル(約107億7000万円)。
ワイドボディー機は、スカイマーク(SKY、9204)が導入するA330-300が2億4560万ドル(約257億4000万円)、日本航空(JAL、9201)が購入するA350 XWBはA350-900が2億9520万ドル(約309億4000万円)、A350-1000は3億4070万ドル(約357億円)、SKYが国際線へ投入するA380は4億1440万ドル(約434億3000万円)となっている。
2014年のカタログ価格
A318 7,190万ドル
A319 8,580万ドル
A320 9,390万ドル
A321 1億1,010万ドル
A319neo 9,440万ドル
A320neo 1億280万ドル
A321neo 1億2,050万ドル
A330-200 2億2,170万ドル
A330-200F 2億2,480万ドル
A330-300 2億4,560万ドル
A350-800 2億6,090万ドル
A350-900 2億9,520万ドル
A350-1000 3億4,070万ドル
A380-800 4億1,440万ドル
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