国土交通省の航空輸送統計速報2024年8月分によると、国内線の旅客数は人ベースで前年同月比3.8%増(19年同月比1.6%減)の1020万7588人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は3.4ポイント上昇の85.2%、国際線は16.3%増(13.9%減)の181万8458人、L/Fは1.6ポイント上昇の83.1%だった。
国内線の貨物は、トンベースで前年同月比12.4%増(23.1%減)の5万907トン、重量利用率は1.6ポイント上昇し58.1%で、国際線は13.4%増(2.8%増)の12万1591トン、重量利用率は1.1ポイント上昇の69.6%だった。
国内線の旅客数のうち、幹線でもっとも多かった羽田-札幌(新千歳)線の旅客数は、前年同月比0.7%減の89万4860人、ローカル線で最多の羽田-鹿児島線は、1.0%増の23万2555人だった。L/Fは幹線が3.6ポイント上昇の88.0%、ローカル線は3.2ポイント上昇し82.9%だった。
国際線の方面別旅客数は、7方面すべてで上回った。このうち前年同月比で増加率が最も高かったのは中国で、39.8%増の28万6151人。最も低かった米大陸は、2.8%増の28万9333人だった。
旅客数が最も多かったのはその他アジアで13.2%増の74万5447人、2位は米大陸だった。
関連リンク
国土交通省
・7月国内線、4.5%増922万人、国際線16.0%増176万人 航空輸送統計(24年10月1日)