国土交通省航空局(JCAB)は、3月30日から1日当たり40枠(40往復、発着80回)増枠となる羽田空港の昼間時間帯(午前6時から午後11時まで)の国際線発着枠に、国際チャーター便枠を9枠新設する。3月30日から10月25日までの夏ダイヤ期間限定で実施する。
当初米国路線を割り当てる予定だった枠で、日米間の調整が難航しているため、国際チャーター便用として活用する。
JCABによると、チャーター便の就航地は現在定期便が就航していない都市になる。このため、イタリアやスペインなど欧州やアジアの未就航地が有力だ。
一方、米国については羽田からのチャーター便自体が認められていないため、対象外になるという。
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国土交通省
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