JVCケンウッド、サイエンスアーツに3億円出資　IP無線機を共同開発

　JVCケンウッド（6632）とサイエンスアーツ（4412）は10月15日、資本業務提携を締結した。サイエンスアーツは多機能IP無線アプリ「Buddycom（バディコム）」を手掛けており、同社が実施する第三者割当増資をJVCケンウッドが引き受け、3億4700万円出資する。

資本業務提携を締結したJVCケンウッドの江口祥一郎社長執行役員CEO（左）とサイエンスアーツの平岡秀一社長（サイエンスアーツ提供）

　JVCケンウッドの出資比率は8.13％で、払込期日は31日を予定。IP無線機・サービスを共同開発するほか、両社の販売ネットワークを生かして国内販売を拡大し、北米をはじめグローバル市場へ販路を拡大していく。

　サイエンスアーツは15日に、楽天グループ（4755）とも資本業務提携を締結。第三者割当増資により4億3407万円を調達する。楽天の出資比率は10.17％。

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JVCケンウッド

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