羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)と東京国際空港ターミナル(TIAT)がまとめた2024年7月の国内線と国際線を合わせた総旅客数は、前年同月比8.9%増の736万3198人だった。このうち国内線の旅客数は6.1%増の534万1004人で、5カ月ぶりに前年超え。国際線は17.0%増の202万2194人で、200万人を初めて上回り、開港以来の最高記録を2カ月連続で更新した。
国際線の内訳は、日本人が11.5%増の71万3447人、外国人が26.0%増の109万2110人、協定該当者(米国と国連の軍関係者)が24.1%増の1万9667人、通過客が4.4%減の19万6970人だった。
入国者数は18.5%増の89万5841人で、このうち日本人が34万2779人(前年同月比10.0%増)、外国人が54万2979人(24.4%増)、協定該当者が1万83人(23.9%増)。出国者数は21.3%増の92万9383人で、うち日本人が37万668人(12.9%増)、外国人が54万9131人(27.7%増)、協定該当者が9584人(24.4%増)だった。
国際線の発着回数は、13.8%増の9748回だった。
関連リンク
羽田空港
・成田空港、訪日客初の190万人超え 単月記録3カ月ぶり更新=7月実績(24年8月30日)
・関空の訪日客、過去最高2カ月連続=7月実績(24年8月24日)
・中部空港、国際線40万人超えコロナ後初 総旅客90万人超=7月実績(24年8月26日)
・羽田空港、国際線旅客が過去最高193万人 国内線は前年割れ続く=6月実績(24年9月6日)