エアライン — 2024年10月7日 14:00 JST

JALとジェイエア、自社養成パイロットのインターンシップ 1月開催

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)とジェイエア(JAR/XM)は10月7日、自社養成パイロットの業務体験(旧インターンシップ)を2025年1月に合同開催すると発表した。対面とオンラインいずれかを選択できる。

自社養成パイロットの業務体験を開催するJALとジェイエア=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 パイロットの具体的な業務内容や1日の仕事の流れを紹介するほか、パイロットの安全への思いや仲間と協力して安全なフライトを達成すること、エアマンシップの本質などを体験を通じて理解してもらう。

 対象は4年制大学または大学院、高専専攻科の在籍者が対象で、学年・専攻・学部不問。実施日は1月14日から18日のうち、いずれか1日となり、選考を実施する。

 エントリー期間は11月1日から12月1日までで、このほかにジェイエア単独の業務体験も別途開催する。

 JALによると、これまでは「インターンシップ」と呼んでいたが、2023年度から国の定義で1日開催のものはインターンシップに該当しないため、「業務体験」に変更したという。

関連リンク
インターンシップ情報(JAL)
日本航空
ジェイエア

JAL
JAL、A350就航5周年 ”ニッコーの日”羽田で謝意(24年9月25日)
JAL、A350向け没入型訓練装置導入 エアバスと5年契約(24年9月10日)
ジャンボより長い胴体意識し操縦 特集・JAL坂本777運航乗員部長に聞く777-300ER初退役(24年8月20日)

JALのパイロット訓練
777と787混乗可能に JAL機長「違和感なく777に戻れました」特集・MFF制度のいま
「”評価”という言葉はなるべく使わない」特集・JALパイロット訓練、自家製データベース活用
「訓練再開早いのでは、と意見あった」特集・JAL進俊則氏に聞く破綻後のパイロット自社養成
運航データを反映する新制度 特集・JALパイロット訓練の今 第2回EBT編
FileMakerで評価基準を明確化 特集・JALパイロット訓練の今 第1回CB-CT編
パイロットも“千本ノック”から“データ戦”へ JALが国内初の訓練体系化