エアライン, 需要, 需要実績 — 2024年10月2日 09:29 JST

JTA、8月利用率77.9% 旅客33.9%増27万人

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)と琉球エアーコミューター(RAC)、日本航空(JAL/JL、9201)沖縄支店、日本エアコミューター(JAC/JC)の4社がまとめた2024年8月の輸送実績速報値によると、JTAの旅客数は27万9356人(前年同月比33.9%増)、提供座席数は35万8380席(22.5%増)、ロードファクター(座席利用率、L/F)は77.9%(6.6ポイント上昇)だった。

8月の利用率が77.9%だったJTA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 4社合計では、旅客数が68万7252人(26.1%増)、提供座席数が80万6343席(18.2%増)、L/Fは85.2%(5.3ポイント上昇)だった。

 JALの沖縄路線は、旅客数が35万8610人(22.1%増)、提供座席数は37万9343席(13.8%増)、L/Fは94.5%(6.4ポイント上昇)。路線別のL/Fは、羽田-那覇線が95.6%(6.7ポイント上昇)、伊丹-那覇線が87.9%(5.3ポイント上昇)だった。

 JALとJTAが運航する羽田発着路線のうち、羽田-石垣線は旅客数が3万2316人(35.4%増)、提供座席数は3万4629席(24.8%増)、L/Fが93.3%(7.3ポイント上昇)。宮古線は旅客数が1万5252人(21.7%増)、提供座席数は1万5903席(12.4%増)、L/Fは95.9%(7.3ポイント上昇)だった。

 JTAとRACの2社が運航する路線のうち、那覇-宮古線は旅客数が6万368人(39.6%増)、提供座席数は8万5040席(24.8%増)、L/Fが71.0%(7.5ポイント上昇)。那覇-石垣線は、旅客数が5万1556人(36.5%増)、提供座席数は7万3325席(22.6%増)、L/Fが70.3%(7.1ポイント上昇)だった。

 RACの利用実績は、旅客数が4万4210人(14.3%増)、提供座席数が6万2650席(21.2%増)、L/Fは70.6%(4.2ポイント低下)となった。

 JACの利用実績は、旅客数が5076人(29.4%増)、提供座席数は5970席(35.2%増)、L/Fは85.0%(3.8ポイント低下)だった。

関連リンク
日本トランスオーシャン航空
琉球エアーコミューター
日本航空
日本エアコミューター

JAL、国際線も機内WiFi無料化 国内線はストリーミング対応(24年9月30日)
JTA、CAキャリア採用 25年1月入社(24年9月17日)
JTA、琉球泡盛の機内販売 9月「PR月間」で宣伝強化(24年9月13日)
JTA、関空就航30周年で沖縄ステーキとキャンペーン(24年9月4日)
JACとRAC 与論島ヨロンマラソンで11月増便(24年9月3日)
JTA、7月利用率73.3% 旅客15.0%増25万人(24年9月2日)