企業 — 2014年1月8日 18:30 JST

博多に地上のファーストクラス カプセルホテル「ファーストキャビン」中州に開業へ

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 航空機のファーストクラスをイメージしたカプセルホテル「ファーストキャビン」の博多店(福岡・中州)が、4月以降を目途に開業する。部屋数は120室程度で、大浴場やラウンジなどを備え、入口は男女別に設ける。

ファーストクラスをイメージした秋葉原店の個室=13年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ファーストキャビンはビジネスホテルと既存のカプセルホテルの間の価格帯で滞在できるホテル。2009年4月に1店舗目の大阪・御堂筋難波店、10年3月に2店舗目の京都・烏丸店、12年4月に都内初出店となる3店舗目の羽田店、13年6月に4店舗目の秋葉原店が開業し、博多店は5店舗目となる。

 博多店は福岡市営地下鉄の中洲川端駅に直結しており、福岡空港駅から約10分。福岡を訪れるビジネスパーソンや国内外からの観光客を取り込む。

 客室は部屋やベッドが広めの「ファーストクラスキャビン」が広さ4.4平方メートル、標準的な「ビジネスクラスキャビン」が広さ2.5平方メートルの2クラス。ファーストクラスは液晶テレビが32インチ、ベッドの幅が120センチメートル、ビジネスクラスは26インチ、100センチメートルとなる。

 ファーストキャビンは旅館業法上は簡易宿所となり、各室の出入口を施錠できない。このため、入り口を男女別にすることで、女性が一人でも利用しやすい構造にした。

 宿泊料金は現時点で未定だが、ファーストクラスが5500円程度、ビジネスクラスが4500円程度となる見込み。

 運営会社のファーストキャビン社は、13年12月に第三者割当増資を実施。増資後の資本金は、1億3000万円増の3億1500万円となった。財務基盤を強化することで、出店ペースを加速させる。

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【お知らせ】
記事初出時に男女別のエレベーターと記載がありましたが、男女別の入り口に訂正します。(2014年1月8日 19:20 JST)

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