シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(TGW/TR)は、5月に就航したエンブラエルE190-E2型機の3号機を9月、4号機を10月にシンガポールで受領する。新機材導入により、新たにインドネシアのクルタジャティ(バンドン都市圏)とマレーシアのマラッカへ就航する。
クルタジャティへは現地時間9月28日から週2往復、マラッカへは10月23日から週5往復で運航予定。既存路線にもE190-E2を投入する計画で、エアバスA320型機で週3往復運航しているインドネシアのプカンバル線に、E190-E2による週2往復を増便するなど、便数を拡充する。
新たに受領する2機には愛称を名づけ、3号機は「散歩する」を意味する「Jalan-Jalan(ジャラン・ジャラン)」、4号機は「旅の友」を意味する「Travel Kaki(トラベル・カキ)」とした。
スクートのE190-E2
・スクート、E190-E2就航 25年末までに9機(24年5月8日)
・スクート、E190-E2初受領 5/7就航、初便はタイのクラビ(24年4月12日)
・スクート、シンガポール初のE190-E2 24年に初号機、9機リース導入(23年5月23日)
・E190-E2とE195-E2、シンガポール当局から型式証明取得(23年11月17日)
・エンブラエル、スクートと修理サービス締結 E190-E2、24年から導入(23年9月28日)
E190-E2搭乗記
・エンブラエル、E190-E2初のメディアフライト MRJ最大のライバル、ファンボロー開幕前に(18年7月16日)
スペースジェット開発中止で注目の跡目争い
・ANAが契約解除 どうなるスペースジェット跡目争い(23年4月25日)
特集・スペースジェット撤退後の一手
・羽田で最新鋭E195-E2披露も(23年2月12日)
写真特集・エンブラエルE195-E2 日本初公開
・リージョナル機でも全席通路アクセス(19年7月17日)
E2シリーズのセールスポイント
・CAにやさしい手荷物収納棚やシート 特集・エンブラエルE195-E2の機内(20年2月25日)