エアバスは現地時間8月7日、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)を中核とするキャセイグループがA330-900(A330neo)型機を30機確定発注したと発表した。2028年から引き渡される予定で、既存のA330-300を更新していく。
A330neoへの機材更新により、需要が高いアジア路線の運航拡充を図る。キャセイによると、今回の契約には30機の追加購入権が含まれているという。
A330neoは、従来のA330-200と同サイズのA330-800(標準座席数3クラス220-260席、最大406席)と、A330-300の後継となるA330-900(3クラス260-300席、最大460席)の2機種で構成。ともにA350 XWBの主翼技術を取り入れ、ロールス・ロイス製新型エンジンのトレント7000と空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を25%改善した。A330-900の航続距離は7200海里(1万3334キロ)となる。
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