エアバスは、クロアチア航空(CTN/OU)へ同社向け初号機となるA220-300型機(登録記号9A-CAE)をこのほど引き渡した。クロアチア航空はA220ファミリーを2027年までに15機導入する計画で、経年機の機材更新を進める。
同社のA220-300は1クラス149席。2機種で構成するA220のうち、小型のA220-100を2機、座席数の多いA220-300を13機導入する計画で、年末までに2機目を受領する見通し。2025年は6機、2026年に4機、2027年に3機の導入を見込む。
クロアチア航空は現在、A319(144席)を4機、A320(174席)を2機保有しており、機齢は多くが20年を超えている。このほか、デ・ハビランド・カナダ(DHC)のターボプロップ機Dash 8-400(旧称ボンバルディアQ400)も保有している。
A220は、カナダのボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の事業会社をエアバスが2018年7月に買収し、名称を変更したもの。すべてが新設計の機体で、部品を9割以上共通化したA220-100(旧CS100)とA220-300(CS300)の2機種で構成され、メーカー標準座席数はA220-100が100-130席、中胴が3.7メートル長いA220-300は130-160席となる。
関連リンク
Croatia Airlines
Airbus
・クロアチア航空、A220を15機導入 経年機置き換え(22年11月30日)
A220
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・エアバス、A220発表 Cシリーズを改称(18年7月10日)
セントレアでのデモフライト動画(YouTube Aviation Wireチャンネル)
・A220セントレア着陸(3:53)
・A220の機内(0:32)
・A220セントレア離陸(2:24)
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