ANA、成田空港グラハン体験の返礼品　追加開催、9月に2日間

　全日本空輸（ANA/NH）などを傘下に持つANAホールディングス（ANAHD、9202）は、千葉・成田市へのふるさと納税返礼品として成田空港でのグランドハンドリング（グラハン、地上支援）業務体験ツアーの追加開催を決定し、7月24日から受け付けを開始した。追加分は9月に2日間開催し、1日最大5人まで参加できる。

ふるさと納税の返礼品にグラハン体験ツアーを追加開催するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　返礼品ツアーは7月20日と21日の初回開催分同様、普段は立ち入ることのできない制限エリアで、機体や空港の雰囲気などを間近にグラハン業務の魅力を紹介する。特殊車両の体験や、貨物地区の車窓見学などもできる。成田空港でのグラハンを担うANA成田エアポートサービスと、地域創生を手掛けるANAあきんどの2社が共同開発した。

　実施日は7日と8日の2日間で、2人参加と3人参加の2種類を用意する。両日とも午後1時に集合し、午後4時30分に解散となる。寄付金は2人参加が10万円、3人参加が15万円。ANAのポータルサイト「ANAのふるさと納税」で、8月11日まで受け付ける。

　成田市は1954年3月31日に、当時の成田町や公津村など1町6村が合併し誕生。今年で市制70周年を迎えた。

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