全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は7月22日、デ・ハビランド・カナダDash 8-400(旧ボンバルディアQ400)型機の7機追加導入を決定したと発表した。導入するのはメーカー認定の中古機で、2025年以降順次受領し、既存機の機材更新を図る。
導入する中古機は無事故機で、デ・ハビランド・カナダの責任下でANAの既存機と同仕様に改修し、整備後に受領する。ANAHDによると、導入後は10年使用可能な機材で、新造機と同様に一定期間のメーカー保証が付与されることが特徴だという。
ANAのDash 8は21年前の2003年11月1日に就航。1クラス74席で現在は24機保有しており、グループでおもに地方路線を担うANAウイングス(AKX/EH)が運航を担う。
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