エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2024年7月19日 17:27 JST

大韓航空、成田-済州再開 4年8カ月ぶり

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 大韓航空(KAL/KE)は7月19日、済州-成田線の運航を週3往復で再開した。同路線は当時の日韓関係悪化に伴う路線計画の見直しにより運休しており、2019年11月以来4年8カ月ぶりの再開となる。

大韓航空の成田発済州行き再開初便のKE2126便に搭乗する乗客=24年7月19日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 運航日は水曜と金曜、日曜。運航スケジュールは、成田行きKE2125便が済州を午後1時5分に出発し、午後3時35分着。済州行きKE2126便は午後4時35分に成田を出発し、午後7時25分に到着する。機材はボーイング737-900ER型機(2クラス173席:ビジネス8席、エコノミー165席)を投入する。

成田発済州行き再開を記念しあいさつする大韓航空日本地域の李本部長=24年7月19日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 成田発の再開初便となった済州行きKE2126便が出発する成田空港第1ターミナルの22番搭乗口付近で記念式典を開催し、大韓航空の李碩雨(イ・ソグ)日本地域本部長が「東京(首都圏)と人気観光地の済州を結ぶ路線を再開できたのは、大きな意味がある」とあいさつ。既存のソウルと釜山路線に続き、済州路線も活発化させたいと述べた。

 再開初便となった19日の成田行きKE2125便(737-900ER、登録記号HL8248)は、169人が利用。済州を午後1時に出発し、成田には午後3時32分に到着した。折り返しの済州行きKE2126便は160人が利用し、午後4時41分に成田を出発。済州には午後6時53分に到着した。成田発の再開初便の乗客には同社のロゴ入り付せんなどをを記念品としてプレゼントした。

 済州-成田線は22年前の2002年4月19日に就航。当時は週4往復で、4年後の2006年3月26日に週7往復(1日1往復)へ増便した。その後、日韓関係悪化に伴う路線計画の見直しにより2019年11月2日に運休し、運休時は週6往復運航していた。

済州-成田線往復の再開初便の乗務員と記念写真に収まる大韓航空日本地域の李本部長(右から4人目)=24年7月19日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田を出発した大韓航空の済州行き再開初便のKE2126便=24年7月19日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

大韓航空の成田発済州行き再開初便のKE2126便の乗客に配った記念品=24年7月19日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

運航スケジュール(7/19から10/26)
KE2125 済州(13:05)→成田(15:35)運航日:水金日
KE2126 成田(16:35)→済州(19:25)運航日:水金日

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【お知らせ】
再開初便の実績を追記しました。(24年7月20日 00:35 JST)