大韓航空(KAL/KE)は7月19日、済州-成田線の運航を週3往復で再開した。同路線は当時の日韓関係悪化に伴う路線計画の見直しにより運休しており、2019年11月以来4年8カ月ぶりの再開となる。
運航日は水曜と金曜、日曜。運航スケジュールは、成田行きKE2125便が済州を午後1時5分に出発し、午後3時35分着。済州行きKE2126便は午後4時35分に成田を出発し、午後7時25分に到着する。機材はボーイング737-900ER型機(2クラス173席:ビジネス8席、エコノミー165席)を投入する。
成田発の再開初便となった済州行きKE2126便が出発する成田空港第1ターミナルの22番搭乗口付近で記念式典を開催し、大韓航空の李碩雨(イ・ソグ)日本地域本部長が「東京(首都圏)と人気観光地の済州を結ぶ路線を再開できたのは、大きな意味がある」とあいさつ。既存のソウルと釜山路線に続き、済州路線も活発化させたいと述べた。
再開初便となった19日の成田行きKE2125便(737-900ER、登録記号HL8248)は、169人が利用。済州を午後1時に出発し、成田には午後3時32分に到着した。折り返しの済州行きKE2126便は160人が利用し、午後4時41分に成田を出発。済州には午後6時53分に到着した。成田発の再開初便の乗客には同社のロゴ入り付せんなどをを記念品としてプレゼントした。
済州-成田線は22年前の2002年4月19日に就航。当時は週4往復で、4年後の2006年3月26日に週7往復(1日1往復)へ増便した。その後、日韓関係悪化に伴う路線計画の見直しにより2019年11月2日に運休し、運休時は週6往復運航していた。
運航スケジュール(7/19から10/26)
KE2125 済州(13:05)→成田(15:35)運航日:水金日
KE2126 成田(16:35)→済州(19:25)運航日:水金日
関連リンク
大韓航空
・大韓航空、岡山・鹿児島-ソウル順次増便 週5往復に(24年5月21日)
・大韓航空、リスボンへ定期チャーター 9/11から週3往復(24年5月7日)
・大韓航空、富山・南紀白浜へ訪日チャーター(24年4月5日)
・大韓航空、地方路線も継続 日本17路線週197往復=夏ダイヤ(24年2月26日)
・大韓航空、日本路線を一部運休・減便 関空-釜山など9月から(19年8月21日)
【お知らせ】
再開初便の実績を追記しました。(24年7月20日 00:35 JST)