空港 — 2013年12月28日 15:27 JST

新関空会社、伊丹ターミナル会社を完全子会社化

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 新関西国際空港会社は12月27日、伊丹空港のターミナルビル運営などを手掛ける大阪国際空港ターミナル会社(OAT)の全株式の取得を終え、完全子会社化したと発表した。

ビル運営会社が新関空会社の完全子会社となった伊丹空港=13年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 OATは1966年7月15日に、大阪府と大阪市、兵庫県、神戸市などにより設立。伊丹空港の旅客ターミナルなどの管理運営による商業事業を行っている。新関空会社は発行済み株式240万株を、1株1万1593円で買い取った。取得総額は約278億円で、今後ターミナルビルの改修に着手する。

 新関空会社では、関空の運営権を売却するコンセッションの2014年度実現に向け、事業価値の向上につなげる。

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