エアライン — 2024年7月10日 19:30 JST

ANA、国内線特典航空券の必要マイル引き上げ 10/27搭乗分から

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 全日本空輸(ANA/NH)は7月10日、国内線特典航空券の必要マイル数を引き上げると発表した。対象は冬ダイヤが始まる10月27日以降の搭乗分で、8月下旬ごろから取り扱いを始める。羽田-伊丹線の場合、改定前よりも搭乗時期に応じて500から1500マイル多く必要になる。

国内線特典航空券の必要マイル数を引き上げるANA=PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

 特典航空券の交換に必要なマイル数は、搭乗する時期と区間で決まる。搭乗時期は3段階に分かれており、閑散期の「L(ローシーズン)」、通常期「R(レギュラーシーズン)」、繁忙期「H(ハイシーズン)」となっている。今年はローシーズンが1/11から2/29・4/4から4/24・12/1から12/25、レギュラーが3/1から3/7・5/7から8/1・8/19から11/30、ハイが1/1から1/10・3/8から4/3・4/25から5/6・8/2から8/18・12/26から12/31となっている。

 搭乗区間は4段階で、0-300、301-800、801-1000、1001-2000の各マイル区間に分かれている。羽田空港を起点とした場合、0-300マイル区間は大阪(伊丹・関西・神戸)、名古屋、秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、801-1000マイル区間は那覇、1001-2000マイル区間は石垣と宮古となり、これらに該当しない発着区間は301-800マイル区間になる。

ANAの国内線特典航空券の必要マイルチャート(同社サイトから)

 改定前後の必要マイルは、羽田-伊丹線などの0-300マイル区間の場合、ローシーズンは改定前の5000マイルから改定後は6000マイル、レギュラーシーズンは6000マイルから6500マイル、ハイシーズンは7500マイルから9000マイルに引き上げられる。

 羽田-札幌(新千歳)線や福岡線などが該当する301-800マイル区間では、ローシーズンが改定前の6000マイルから改定後は7000マイル、レギュラーシーズンは7500マイルから8500マイル、ハイシーズンは9000マイルから1万500マイルに引き上げられる。

 羽田-那覇線などが該当する801-1000マイル区間は、ローシーズンが改定前の7000マイルから改定後は8000マイル、レギュラーシーズンは9000マイルから9500マイル、ハイシーズンは1万500マイルから1万2000マイルに引き上げられる。

 羽田-石垣線や宮古線などが該当する1001-2000マイル区間は、ローシーズンが改定前の8500マイルから改定後は9500マイル、レギュラーシーズンは1万マイルから1万500マイル、ハイシーズンは1万1500イルから1万3000マイルに引き上げられる。

 また、沖縄離島区間などは別途必要マイルが設定されており、改定後は引き上げとなる。

関連リンク
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全日本空輸

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