エアライン, 官公庁, 空港 — 2024年6月28日 17:00 JST

ピーチ、13回目の「モモ召し上がれ」 関空訪日客にサプライズ、和歌山から“夏の味覚”

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は6月27日、和歌山・紀の川市のモモを利用客にプレゼントする「Share Peach Day」を関西空港の第2ターミナルで開催した。就航当初から続く恒例行事で、昨年に続き訪日客へサプライズで“夏の味覚”を届けた。

紀の川市産のモモをPRするピーチの客室乗務員(左)と紀の川フルーツ娘(ピーチ提供)

 紀の川市とJA紀の里との共同企画で、国際線4便の利用客約650人に配布した。午前の対象便は9時台に関空へ到着するソウル(仁川)発MM712便とバンコク発MM92便、上海(浦東)発MM80便の3便で、午後2時台に到着する台北(桃園)発MM24便の到着客にも旬のモモを配った。

 イベントにはピーチの客室乗務員や副操縦士らのほか、紀の川市をPRする「紀の川フルーツ娘」も参加。サプライズで配ったため、モモを受け取った到着客からは驚きの声もあったという。

 ピーチが到着客にモモをプレゼントする「Share Peach Day」は、同社が就航した2012年にスタートし、今年で13回目を迎えた。2019年まで対面イベントを8回連続で開催したが、新型コロナウイルスの流行後は手渡しを一時自粛。2022年に対面イベントを復活させ、国際線再開後初のモモの季節となった昨年は、今年と同じ4便の到着客にプレゼントした。

 モモは6月中旬から8月中旬に食べごろを迎える。農林水産省によると、2023年のモモの収穫量は全国で10万9500トン。和歌山県産は、このうち7%に相当する7240トンを占め、西日本一の出荷量となっている。県内では、紀の川市を中心とした那賀地区で多く生産され、紀の川市桃山町のモモは「あら川の桃」として知られている。

紀の川市産のモモをPRする(左から)ピーチの副操縦士、ピーチの客室乗務員2人、紀の川フルーツ娘(ピーチ提供)

今年も食べごろを迎えた紀の川市産のモモ(ピーチ提供)

関連リンク
ピーチ・アビエーション
紀の川市
JA紀の里

これまでのモモ配布イベント
ピーチ、訪日客に4年ぶり和歌山のモモ 関空到着客に夏の味覚(23年7月12日)
ピーチ、3年ぶりに和歌山のモモ手渡し 関空到着客に夏の味覚プレゼント(22年7月12日)
ピーチ、和歌山のモモ“オンライン配布” 夏の恒例イベント、コロナで手渡し自粛(21年7月20日)
ピーチ、関空で和歌山のモモ配付 到着客に夏の味覚(19年7月8日)
ピーチ、関空で和歌山のモモ 6回目の配布イベント、600個用意(17年7月6日)