関西・伊丹・神戸の関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)が6月13日に発表した2024年3月期通期の連結決算は、純損益が155億円の黒字(前期23年3月期は190億円の赤字)で、4期ぶりの最終黒字となった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の水際対策が完全撤廃されたことによる航空需要の回復や、関空国際線の第1ターミナル(T1)で新商業施設がオープンしたことなどが奏功した。
—記事の概要—
・24年3月期
・25年3月期見通し
24年3月期
売上高に当たる2024年3月期の営業収益は前期比87%増の1868億円、EBITDA(利払前税引前償却前営業利益)が782億円の利益(前期は290億円の利益)、営業損益が340億円の黒字(同148億円の赤字)、経常損益が232億円の黒字(同256億円の赤字)となった。
営業収益のうち、着陸料など航空系収入は
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