エアライン, 解説・コラム, 需要, 需要予測 — 2024年6月3日 11:06 JST

IATA、24年のSAF生産3倍150万トン 増産へ解決策提案

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 IATA(国際航空運送協会)は現地時間6月2日、代替航空燃料「SAF(サフ、持続可能な航空燃料)」の今年の年間生産量が前年の3倍にあたる19億リットル(150万トン)に達するとの予測を発表した。一方、全世界が今年必要とする年間航空燃料需要の0.53%にとどまっており、航空業界が掲げる2050年までのCO2(二酸化炭素)排出実質ゼロを実現するためには、各国の政府がSAF普及に向けた政策を講じる必要性があると訴えた。

SAFの年間生産量が前年比3倍になると予測を発表したIATA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 IATAによると、航空業界が目指す2050年のカーボンニュートラル実現に向けたさまざまな施策のうち、SAFは約65%にあたるという。アラブ首長国連邦のドバイで、IATAのウィリー・ウォルシュ事務総長は「まだ道のりは長いが、指数関数的な増加の方向性が見え始めている」と述べた。

 これまでに約140の再生可能燃料プロジェクトが、2030年までにSAFを生産開始


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: