中国・春秋航空(CQH)などが出資する春秋航空日本は12月17日、国土交通省航空局(JCAB)から航空運送事業の許可を取得したと発表した。
事業許可を取得したことにより、2014年5月以降、成田空港から高松、佐賀、広島の3都市へ就航する計画が現実的になった。各路線は1日2往復4便から始める見通し。成田では第2ターミナルを拠点とする。
機材はボーイング737-800型機(189席)で、初号機(登録番号JA01GR)は今年4月に受領済み。年内に2機、就航時の14年5月末時点で3機体制とする。就航5年目の17年には20機体制となり、全機がオペレーティング・リース導入を予定している。
現在15億円の資本金も、事業許可取得後は60億円まで増資する予定。現在はCQHが33%出資し、残り3分の2をIT企業や商社、金融機関などの日本企業が出資している。
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