福岡空港を運営する福岡国際空港会社(FIAC)は4月9日、シェアサイクルの駐輪ポートを設置すると発表した。16日の国内線の新立体駐車場オープンに合わせ、同日から国内線と国際線に1カ所ずつ設置し、周辺地域の住人や、福岡を訪れる観光客や出張者の利便性向上につなげる。
設置するのはチャリチャリ(福岡市中央区)のシェアサイクルサービス。スマートフォンアプリで自転車の二次元コード(QRコード)を読み込み、解錠して使用する。1分ごとの利用料金は、自力でこぐ「ベーシック」が7円、電動アシスト付きは17円。
FIACによると、空港周辺の駐輪ポートは現在1か所のみで、利用客からは新設を求める声があったという。チャリチャリは2023年3月に福岡空港方面へサービスエリアを拡大したことから、導入が決まった。
福岡空港の新立体駐車場は4月16日にオープン。収容台数は従来の約2倍となる1617台と大幅に増え、外観デザインは建築家の隈研吾氏が監修した。
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