トキエア(TOK/BV)は4月8日、賞味期限が切れたペットボトルの緑茶を、一部の乗客に提供していたと発表した。新潟空港の搭乗口で手渡したもので、当該便の乗客に電話連絡したところ、現時点で体調不良を訴えた人はいないという。
トキエアによると、賞味期限切れの緑茶を提供したのは、7日の新潟発札幌(丘珠)行きBV101便。丘珠空港へ到着した際、乗客から賞味期限切れの指摘があったという。指摘を受けた緑茶の賞味期限は2月29日で、期限切れのものはすべて同じ日にちだった。
BV101便の乗客は25人(幼児なし)で、新潟空港の搭乗口で緑茶とお菓子を袋詰めしたものを手渡した際、最大で18人程度に期限切れの緑茶を配った可能性があるという。
緑茶とお菓子のセットを新潟空港内で袋詰めして用意する際、期限が切れていない緑茶の近くに、期限切れのものが置かれていたため混じってしまったという。今後は賞味期限のダブルチェックを実施するとともに、期限切れのものは速やかに破棄するとしている。
トキエアは今年1月31日に就航。運航路線は新潟-札幌(丘珠)線のみで、就航時は1日あたり2往復4便、週4日でスタートし、4月3日からは週5日に増便した。機材は仏ATR製ATR72-600型機(1クラス72席)を使用している。
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