エアライン — 2013年12月10日 11:00 JST

新生アメリカン航空が発足 年10億ドルの相乗効果見込む

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 アメリカン航空(AAL)の親会社AMRとUSエアウェイズグループは現地時間12月9日、両社の合併が完了し、アメリカン・エアライン・グループが正式に発足したと発表した。2015年までに年間10億ドル(約1000億円)の相乗効果を見込む。

新塗装が施されたアメリカン航空の777=13年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 合併後の新生アメリカン航空は、50カ国以上330カ所以上の就航地に、1日あたり約6700本近い便を運航。世界中の従業員数は10万人を超える。

 新会社の本社は、AAL本社のあるテキサス州ダラスのフォートワースに置き、航空連合もAALが加盟するワンワールド・アライアンスにとどまる。このため、USエアは14年3月30日でスターアライアンスを脱退し、3月31日からはワンワールドへ加盟する予定。

 合併により、両社は1つの会社となったが、新生アメリカン航空としての運航許可の取得までには約1カ月半から2年ほどかかる見通し。

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