エアバス, エアライン, 機体 — 2024年3月15日 21:11 JST

デルタ航空、羽田にA350-1000投入へ 26年受領開始

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 デルタ航空(DAL/DL)のジェフ・ムーモー太平洋地域担当副社長は3月15日、羽田路線にエアバスA350-1000型機を投入する意向を示した。今年1月に20機発注したもので、2026年度から受領する。

デルタ航空のA350-1000のイメージ(同社提供)

羽田空港に着陸するデルタ航空のA350-900=24年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 A350は、標準型のA350-900と長胴型のA350-1000の2機種で構成。デルタは現在28機のA350-900を運航しており、座席数は3クラス306席で個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」を採用している。一方、A350-1000の客室仕様は明らかになっていない。

 A350-900は日本路線にも投入しており、2017年に就航した際は、デトロイト-成田線が1路線目に選ばれた。

 都内で取材に応じたムーモー氏は「A350-1000は我々の機材でベストな航続距離を持っており、距離の長いアジア太平洋路線に必要な機材だ」と語った。

 A350-1000は、デルタの保有機材ではもっとも大きく、長距離国際線を中心に投入し、経年機の置き換えを進める。

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