エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2013年12月8日 15:25 JST

ANAの747里帰りフライト、ラストは長崎 全国行脚終える

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 全日本空輸(ANA)は12月8日、2014年3月末で全機が退役するボーイング747-400型機を、かつて就航していた長崎空港へ運航した。国内で過去に747が就航していた都市への「里帰りフライト」の第6弾で、長崎が最後の訪問地となった。(前回の記事はこちら

長崎への里帰りを終え羽田へ向かうANAの747=12月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田発NH661便の操縦桿を握った長崎出身の上野機長(右から2人目)=12月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 長崎への747による定期便は、1980年3月1日に747SR-100でスタート。747-400は今年5月11日まで投入されていた。

 今回の里帰りフライトは羽田発長崎行きNH661便(乗員15人、登録番号JA8966)は、定刻より12分遅れの午前8時27分に乗客490人を乗せて出発。長崎では放水アーチに出迎えられ、定刻より2分早い午前10時18分に到着した。空港の展望デッキには、到着する7番スポットを中心に747の姿を見ようと多くの人が詰めかけた。

 今回の運航乗務員は上野昌範機長と山田真理男機長で、