全日本空輸(ANA)は12月8日、2014年3月末で全機が退役するボーイング747-400型機を、かつて就航していた長崎空港へ運航した。国内で過去に747が就航していた都市への「里帰りフライト」の第6弾で、長崎が最後の訪問地となった。(前回の記事はこちら)
長崎への747による定期便は、1980年3月1日に747SR-100でスタート。747-400は今年5月11日まで投入されていた。
今回の里帰りフライトは羽田発長崎行きNH661便(乗員15人、登録番号JA8966)は、定刻より12分遅れの午前8時27分に乗客490人を乗せて出発。長崎では放水アーチに出迎えられ、定刻より2分早い午前10時18分に到着した。空港の展望デッキには、到着する7番スポットを中心に747の姿を見ようと多くの人が詰めかけた。
今回の運航乗務員は上野昌範機長と山田真理男機長で、