エアバス, エアライン, 機体 — 2013年12月8日 06:30 JST

エアバス、トルコ航空のA321既存機にシャークレット改修実施

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 エアバスは現地時間12月6日、トルコ航空(THY)のA321型機に対して、燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を取り付けた改修初号機が完成したと発表した。THYはシャークレットの後付け改修を実施したA320シリーズを運航する欧州最初の航空会社となる。

シャークレット装着改修を実施したトルコ航空のA321(エアバス提供)

 エアバスは2012年12月からA320シリーズの新造機へシャークレットを装備するオプションを提供。今年10月に既存機へ後付けする改修オプションを発表していた。改修作業では、主翼構造の強化とシャークレットの取り付けが行われる。機体性能を改善する改修オプションの一つとして提供し、機体の運航寿命を延ばす。

 シャークレットを装備することにより、燃料コストを最大4%削減し、航続距離を100海里(185.2キロ)延長できる。

 THYが運航する全9機のA321は、今後数週間以内に改修を終える。

全9機のA321にシャークレット装着改修を実施(エアバス提供)

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