日本航空(JAL/JL、9201)は1月26日、フィンランド国内で公共交通機関の労働組合が大規模なストライキを計画していることから、2月2日の羽田-ヘルシンキ線を欠航すると発表した。
欠航するのは、2日に羽田を出発するヘルシンキ行きJL47便と、折り返しの同日ヘルシンキ発羽田行きJL48便の1往復2便。代替便への変更か航空券の払い戻しに応じる。
JALによると、フィンランド国内では現地時間2月1日から2日にかけて、空港や鉄道、地下鉄など公共交通機関の各労働組合が大規模ストを計画しており、運航が困難だと判断したという。
JALとコードシェアするフィンエアー(FIN/AY)も、「運航便に大きな影響を及ぼすものと思われる」としており、1月31日から2月3日のフィンエアー運航便を予約客に対して、搭乗日の変更を受け付けている。
JALは成田-ヘルシンキ線を2013年7月1日に開設し、2020年から羽田へ移管。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、羽田-ヘルシンキ線は同年3月29日から貨物専用便として運航を開始し、同年7月1日から旅客扱いを始めた。
JALのヘルシンキ線
・JAL、ヘルシンキ就航10周年 サウナの本場フィンランドPR(23年7月3日)
・JAL、羽田-ヘルシンキ開設 新型コロナで初の旅客便(20年7月1日)
・日航、成田-ヘルシンキ就航 787の3路線目(13年7月1日)
フィンエアー
・フィンエアー、中部4年ぶり再開へ A350で24年5月(23年11月7日)