日本一早いサクラで春をお届け──。日本航空(JAL/JL、9201)は、沖縄から届いた「琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)」の切り花を、空港のチェックインカウンターなどで展示している。今年で30回目となる恒例の取り組みで、利用客に一足早い「春」を届けている。
羽田をはじめとする、国内23空港のチェックインカウンターやラウンジで展示し、日本一早い春の便りを届け、暖かい冬場の沖縄観光をアピールする。羽田には那覇発JL908便で輸送し、1月19日の午後3時前に到着。手伝いを必要とする人向けの「スペシャル・アシスタンスカウンター」で展示する。
琉球寒緋桜は中国南部や台湾などに分布しており、冬も温暖な沖縄でも見られる。切り花は沖縄本島北部にある本部(もとぶ)町・名護市・今帰仁(なきじん)村の各自治体の観光協会からJALグループへ贈られた。JALグループは1994年から空港での展示を開始し、今回で30回目となる。
沖縄県内では1月から5月まで、各地で「沖縄花のカーニバル2024」が開催され、来島者を花々でもてなす。本部町では関連行事として、今回で46回目を数える「もとぶ八重岳桜まつり」が開催され、約7000本のサクラが来場者を出迎える。
関連リンク
日本航空
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沖縄花のカーニバル2024
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