アメリカン航空(AAL)の親会社AMRとUSエアウェイズグループは現地時間11月27日、両社の合併差し止めを求めていた米司法省との和解案が、米国破産裁判所により承認されたと発表した。これにより、両社は12月9日に合併を終える。
AMRと米国内3位の現AALは2011年11月に米連邦破産法11条の適用を申請し、事実上破綻。合併完了により、同法から脱却して新生アメリカン航空がスタートする。12月9日の証券市場開場前に、AMRの事業再生計画の完了やUSエアとの合併、AMRによるUSエアの子会社化を終える。
新会社の本社は、現AAL本社のあるテキサス州ダラスのフォートワースに置き、航空連合も現AALが加盟するワンワールド・アライアンスにとどまる。
関連リンク
アメリカン航空